つれづれ美術手帖

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渡辺華山

こんばんは、今日は渡辺華山について、お話しようと思います。

*概要*
生没年 1793-1841年
時 代 江戸時代後期
居住地 愛知
分 類 漢画
代表作 鷹見泉石像
特 徴 写実性の高い陰影表現・鋭い線
その他 西洋の写実表現を取り入れる


(写真) 佐藤一斎像 渡辺華山 1821年 東京国立博物館 重要文化財
渡辺華山は武士であり文人であり、画家です。
武士としてはいい身分の家に生まれましたが、父が病気がちで薬代が多くかかったため、幼少期は極端に貧窮しながら育ったとされています。
そんな状況の中、崋山は生計を助けるために得意な絵を売って、生計を支えるようになりました。
谷文晁(ぶんちょう・南画家)などのもとで学び、26歳のころには自らで生計を立てられるようになりました。
当時から華山の肖像画は人気が高く、生涯で華山は多くの作品を描きました。

華山は学者としての一面を持っており
儒教を学んだ他に、詩文、和歌、俳諧にも通じていました。


*写実性の高い陰影表現*
華山は、西洋画の立体的表現、面的表現を、
線を主体とした東洋画に取り入れることに成功しました。
その、陰影を巧みに用いた高い写実表現は、当時から高く評価され、歴史的にも重要な役割を持っています。

(写真)鷹見泉石像(たかみせんせきぞう) 渡辺華山 1837年 東京国立博物館 国宝



いかがだったでしょうか

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それでは、また明日

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投稿 2020.05.31
更新 
参考 

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