手塚治虫
こんばんは
今日は手塚治虫について、お話しようと思います。
*概要*
生没年 1928-1989年
時 代 昭和 現代
居住地 兵庫県
分 類 漫画家
代表作 鉄腕アトム・ブラックジャック等
特 徴 コマ割り・オノマトペの工夫
受影響 ディズニー映画(バンビ・白雪姫など)
与影響 藤子不二雄・赤塚不二夫など
その他 漫画の神様と言われる
手塚治虫は現在の兵庫県宝塚市出身。
医師免許を持ち、医学や生物学の好きな人物だったことで知られています。
手塚治虫の本名は手塚治
「虫」を付けた理由は、昆虫が好きだから。
オサムシという名前の昆虫がいるのを知り、自分のペンネームを「手塚治虫」(てづかおさむし)とするようにしました。
ちなみに、読み方を普通の「おさむ」に変更したのは手塚治虫20代頃の1950年です。
幼い頃から独学で絵を学び、小学校3年で初めて漫画を完成。
小学5年生の頃には長編漫画を完成させ、その頃にはちょっとした有名人となっていたそう。
医学の道に進むべく、大阪帝国大学附属医学専門部に入学しますが、その頃から人気作家となっていたため、母や教授の勧めにより漫画家となることを決意しました。
「死ぬほどの漫画好き」と言われ、
癌で亡くなる直前まで漫画を書き続けました。
ストーリー漫画の開祖
ストーリー漫画とは、言葉自体に明確な定義はなく、色々な定義が存在します。
・複数のコマ数を持つ(四コマ漫画との区別)
・シリアスなストーリー
・手塚治虫の影響を受けた漫画
だいたいこのような内容です。
1970年代までは、四コマ漫画しか存在せず、ストーリー仕立ての複数コマを持つものは手塚治虫の頃から始まったと言われています。
しかし、同時期に複数コマを持つ漫画はあったため、「手塚治虫の影響を受けた漫画」というのがストーリー漫画の説明としては一番有力かと思います。
一般的な漫画は「キャラクターが魅力的であること」が重要視されることが多くあります。
キャラの魅力が重要と考える漫画でのストーリーの扱いは、「キャラを立たせるもの」という意味合いが大きくなります。
しかし、手塚作品は「ストーリーをどう語るか」が重要で、キャラクターはストーリーの面白さを引き立たせるものと考え作られました。
そのため、コマ割りや擬音、風景などを映画のように描く技法が生まれたと言われます。
コマ割り
手塚はコマ割り実験の元祖とも言われ、非常に凝ったコマ割りを使用しています。
「ブラック・ジャック」などでは、
斜めのコマ割りやコマからはみ出したり、キャラクターにより破られたコマなど、手塚のコマ割りの研究の跡を色々と見ることができます。
日本のアニメ界を発展
手塚はアニメ界でも先駆的な役割を担いました。
手塚はもともとディズニー映画が好きで、特にバンビなどに影響を受けたとも言われています。
手塚は制作会社「手塚プロダクション」を設立し、
日本初のTVアニメシリーズ「鉄腕アトム」
日本初カラーTVアニメ「ジャングル大帝」
などを発表し、瞬く間に大人気となりました。
いかがだったでしょうか
内容の認識違い等ありましたら、ぜひコメント等で教えてください
それでは、また明日
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投稿 2020.06.21
更新
参考 手塚治虫 オフィシャルサイト
https://tezukaosamu.net/jp/