文化財は「遠くから見るだけ」から「手元で触れる」時代へ
こんばんは
今日は、富士ゼロックス京都の活動のニュースが気になったので、ご紹介しようと思います。
*参考とした記事*
毎日新聞記事 6月23日
「古文書、手元で触れて 富士ゼロックス、複製品を販売開始 外国言付初編など 最新技術で忠実に」
https://mainichi.jp/articles/20200623/ddl/k26/040/305000c
*概要*
富士ゼロックス京都という会社が、これまでに手掛けた古文書などの「複製」の販売を始めた、という記事です。
コンセプトは「文化財は“遠くから見るだけ”から“手元で触れる”時代へ」
現在購入できるのは数点ですが、最終的には200点ほどになるとか。
会社について
富士ゼロックス京都は
・複合機やレーザープリンターの製造・販売
・文書管理ソリューションコンサルティング
などを主に提供する会社のようです。
文書管理ソリューションとは、文書をデジタル化し、管理・収納するというもの。
同社では、デジタル複写機の最新技術を使用して古文書などを忠実に複製する社会貢献活動をしていたようです。
印刷物と言っても、紙は本物に近い和紙を使用。
金箔や日本画特有の絵具である胡粉(ごふん)雲母(きら)の絵具も再現しています。
徳島県にある大塚美術館は、ほぼ全ての作品が精密な印刷物でできていますが、あのような印刷も手掛けているのでしょうか。
(写真)大塚美術館
販売する古文書
・外国言付(ことつけ)初編 1850年頃
日本語と英語をひらがなで並べて書いた単語帳
・伊勢物語御歌かるた 江戸時代後期 同志社大学蔵
伊勢物語の歌209首を題材にしたかるた
・解体新書 杉田玄白 1774年 国文学研究資料館所蔵
杉田玄白が出版した日本初の解剖書。
歴史の授業でも出てくる有名な書籍ですね。
いかがだったでしょうか
内容の認識違い等ありましたら、ぜひコメント等で教えてください
それでは、また明日
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投稿 2020.06.24
更新
参考 毎日新聞記事「古文書、手元で触れて 富士ゼロックス、複製品を販売開始 外国言付初編など 最新技術で忠実に」
https://mainichi.jp/articles/20200623/ddl/k26/040/305000c
富士ゼロックス京都
https://www.fujixerox.co.jp/ktx
伊勢物語かるた 同志社大学貴重書アーカイブ
https://library.doshisha.ac.jp/ir/digital/archive/ise_karuta/033.html