フォーヴィスム
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フォービズムとは?特徴や有名な作品、日本への影響までわかりやすく解説 | key W art
*概要*
意 味 感覚や感情を色彩で表現することを重要視した絵画運動
年 代 1904-1908年
地 域 フランス
創始者 アンリ・マティス、アンドレ・ドラン
流 れ ポスト印象派や新印象派に影響を受ける
特 徴 感覚重視の色彩(原色を多用)・激しいタッチ
題 材 風景画が多い
(写真)帽子の女 アンリ・マティス 1905年
フォーヴィスムのフォーヴ(fauves)とは、野獣という意味で、日本語への直訳は「野獣派」です。
批評家が「あたかも野獣の檻の中にいるようだ」と批評したことからこの名で呼ばれるようになりました。
フォーヴィスムの作品たちは1905年にパリで開催された展覧会「サロン・ドートンヌ」で注目を浴び、一気に世に広がりました。
また、フォーヴィスム運動は有名ながら、数年ですぐ終わった芸術運動であることも有名です。どうやら、激しい色使いより、調和を求めるようになったとか。
*感覚重視の色彩表現*
フォーヴィスムはキュビスムと年代も近く、一見似ていますが、キュビスムが「形」に注目したのに対し、フォーヴィスムは「色」に注目していました。
フォーヴィスムは、「色」にも表現の自由があり、色彩の持つイメージで感情や感覚を表現しようとしました。
この考えは、「写真のような、忠実な色」を表現しようとした、これまでの絵画の色彩表現とは全く違う、「心が感じる色」を表現しようとしました。
結果として、明るい強烈な色彩や激しいタッチの作品が多数出来上がりました。
(写真)Charing Cross Bridge, London アンドレ・ドラン 1906年
いかがだったでしょうか。
明日は、フォーヴィスムの日本での動きについて、お話ししていこうと思います。
内容の認識違いなどありましたら、ぜひコメント等で教えてください。
それでは、また明日
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投稿 2020.04.30
更新
参考
アートペディア 【芸術運動】フォーヴィスム
https://www.artpedia.asia/fauvism/