フリーダ・カーロ
こんばんは。今日は突拍子もないですが、
フリーダ・カーロについて、気になって調べたので、お話ししようと思います。
*概要*
生没年 1907-1954年
時 代 現代
居住地 メキシコ
分 類 (シュルレアリスム)
特 徴 鮮やかな色彩
題 材 自画像が多い
テーマ アイデンティティ・人体・死
その他 メキシコの偉大な芸術家
女性中心に現在でも人気な人物
(写真)死を考える フリーダ・カーロ 1943年 個人蔵
フリーダはメキシコの現代絵画を代表する画家であり、民族芸術の第一人者です。
メキシコを舞台としたディズニー映画「リメンバー・ミー」にも,死後の世界にスターとして登場してくるキャラクターです。
フリーダは強烈な個性と独特の美貌で多くの文化人を魅了し,事故・離婚・不倫と激動の人生を歩みました。
(写真)故ディマス フリーダ・カーロ 1937年 ドローレス・オルメド・パティニョ美術館
亡くなった子供を絵として残すことはメキシコの伝統でした。(16世紀の植民地時代)
モデルは友人の息子で,フリーダ・カーロはこの子の名付け親です。
画面にマリーゴールドが描かれていますが,こちらは「リメンバー・ミー」でも,作品を特徴づける花として出てきた花です。
マリーゴールドはメキシコでは,「死者の世界から、死者を呼んでくれる」役割を持つ,重要な花なのです。
*自画像*
フリーダ・カーロは生涯にわたって200点以上の作品を残していますが、その多くが自画像でした。
フリーダは18歳の時(1925年),載っていたバスと路面電車の衝突事故で重傷を負い,痛みと戦う入院生活の中で絵を描き始めます。
フリーダ曰く
「私はほとんどの時間を一人で過ごすし、自分のことは自分がいちばん知っているから、自分を描くのです」
(写真)バス フリーダ・カーロ 1926年
この作品は,前年に起こったバス事故を題材にして描かれた絵です。
右端の若い女性はフリーダとも言われています。
フリーダは,精神的な苦痛をよりよく理解するために,肉体的な苦痛を象徴的に描きました。
(写真)ビロードの服の自画像 フリーダ・カーロ 1926年
こちらは,フリーダがイタリア・ルネッサンス絵画へ関心を持った時に描かれた作品です。
絵画に真剣に向き合った初めての作品とも言われています。
フリーダは自画像に、いくつか好んでよく描いたモチーフがあります。
・荒涼とした空間の背景(孤独を表現?)
・大きな葉のカーテン
・動物(猿・犬・オウム)・・・これらはフリーダが飼っていたペットです
(写真) スイカ フリーダ・カーロ 1954年
フリーダが最後に描いた絵
スイカには「VIVA LAVIDA(人生万歳!)」とあります。
事故・流産・離婚・不倫など・・・激しい人生であったことが伺えますが,最後に描いた絵は,フリーダの人生や性格を表しているようにも思えます。
いかがだったでしょうか
内容の認識違い等ありましたら、ぜひコメント等で教えてください
それでは、また明日
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投稿 2020.05.19
更新
参考