こんばんは、今日は芥子園画伝(かいしえんがでん)について、ご紹介します。
*概要*
意 味 中国初の絵画技法書
時 代 中国・清代
分 類 南宋画・画伝
著 者 李漁(りぎょ)
与影響 池大雅・与謝蕪村
その他 絵画の教科書、詩画譜として流行
タイトルの芥子園(かいしえん)は、著者である李漁の、南京の別荘だとか。
当時、絵師の技術は門外不出で、技法を学ぶためには弟子入りをする必要がありました。
しか、本作品はその絵師たちの技法を一般に広め、様々な絵師の技法を整理してまとめました。
解説と絵を使ったこの技法書は大いに歓迎され、広く一般に知れ渡るようになりました。
日本でも、江戸時代後期の、池大雅や与謝蕪村などの絵師に影響を与えた技法書です。
内容
①「絵を描く」ことについての精神・哲学論
②道具の使い方(筆・墨・紙)
③彩色の方法・技法
④山水 樹木 岩石 雲 滝 人物 畜獣 建築物 橋梁 などの描き方
の、全四集の構成となっています。
④では、その当時有名な画家の作品を引用して載せてあります。
いかがだったでしょうか
内容の認識違い等ありましたら、ぜひコメント等で教えてください
それでは、また明日
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投稿 2020.06.26
更新
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