つれづれ美術手帖

アート関連のアウトプットブログです。

家紋

こんばんは、今日は家紋について、お話しします。


*概要*

意 味 家計や地位を表す模様
時 代 平安時代から
先駆け 平安時代 公家の間で流行

発 展 鎌倉時代 武家の間で

使用者 公家・武家

特 徴 種類が豊富

モチーフ 自然・生き物・名字・信仰など

内 容 武具や着物・建物の飾り にしようされる
その他 日本固有の文化

    現在241種 2万以上の家紋があると言われる

 

 

 

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(写真)現在の日本政府の紋様「桐花紋(とうかもん)」

桐のの葉や花を図案化した家紋

桐は、鳳凰が止まる神聖な木とされており、古来から皇室のみが利用できる格式ある紋章のようです。

 


*起源*

家紋の起源は平安時代

西園寺実季(さいおんじさねすえ)という公家が、自分の牛舎をわかりやすくする目的で「巴紋」の印をつけたことが起源と言われています。

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(写真)巴紋 このような紋様を牛舎に付けていたようです。

その後、貴族の間で独自の家紋を作る文化が流行しました。

しかし、公家の家紋は、武家のように名を残すために必要なものではなかったので、室町時代以降廃れていったと言われています。

 

 

 

武家の家紋ブーム*

家紋は武家文化で生まれたようなイメージがありましたが、意外にも武家は後発組だったよう。

武家での家紋ブームは、平安時代末期の源平合戦の時。

源氏は白旗、平氏赤旗を掲げて軍の違いを明確にしたことから始まったとされています。

その後、源氏が勝利すると白旗ばかりになってしまい、どこの軍なのかを識別する必要から家柄ごとの家紋が登場しました。

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(写真) 後三年合戦絵巻 1690年頃 愛媛県歴史文化博物館

こちらは永保三年(1083)~寛治元年(1087)の戦乱を描いたもの。
こちらは江戸時代の写本ですが、白旗を持っていることがわかります。
源平合戦は1180〜1185年頃。

きっとこのような旗を紅白で持って戦っていたのでしょう。

 


武家での紋様ブームは、

・敵味方の識別

・自分の功績の証明

などに役立ちました。

 


鎌倉時代からは、本格的な合戦が増えたこともあり、家紋の必要性はますます増していきました。

鎌倉幕府が開かれると、武士の名字と家紋を作ることを制度化したことで、一気に広がったとされています。

この頃から、幕や旗だけでなく、馬の飾りや刀・武具などのさまざまなものに家紋が入れられました。


 
*衣服の家紋*
衣服に家紋をつけるようになったのは室町時代以降と言われています。
この頃には武士の家紋は500程度あったとか。

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(写真)「女暫」四代目瀬川路考 1800年

江戸時代の浮世絵。

この頃には歌舞伎役者の家計にも家紋があったようですね。

 


*家紋の種類*
平安〜鎌倉時代では主に、名字の字を紋様として表現した「文字紋」が使用されていましたが、自然や生き物・信仰などを形にした紋様もあります。
種類としては、
・文字紋
・植物紋
・動物紋
・自然紋
・瑞祥紋 めでたい意味を含んだ形を表現したもの
・記念紋 先祖の名誉を記念した紋様
などがあります。

 

(家紋一覧を紹介しているサイトがあったので、下にリンクを貼っておきます。)

 

 


いかがだったでしょうか

内容の認識違い等ありましたら、ぜひコメント等で教えてください

 

それでは、また明日

 

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投稿 2020.05.24

更新 

首相官邸HP 五七の桐について

https://www.kantei.go.jp/jp/q&a/archive/20040805a.html

参考 家系図作成紀行 家紋の豆知識
https://www.higuchi-office.net/smartphone/kamon.html

家紋一覧

http://www.black-silk.com/gallery/